2013年10月19日

幻のあんぱんまん



 先日亡くなった、やなせたかしさんの元祖「あんぱんまん」
 
 これ、最初に出版されたのは、1979年。

 当時は、カタカナではなく、「あんぱんまん」でした。

 私も保育園の時、先生がみんなに読み聞かせてくれて、
「おもしろい!」と思ったのをよく覚えています。

 やなせさんによると、あんぱんまんを描くきっかけは、飢えている子供を助けるヒーローを作ろうと、思ったこと。

 以下、インタビューより引用。

 「その場合、一番簡単なファストフードは何か。

 日本でいえば、「アンパン」だと思ったんです。

 飢えを助けることができるし、甘いからお菓子にもなる。

 それに音の響きがいいでしょ。

 ジャムやクリームというより、「アン」「パン」という韻を踏んだ
サウンド。

 アン、パン、マン、という音の響きの良さで選びました。

 アンパン、僕自身も好きですよ。

 俺の子供の頃は、「アンパン」「せんべい」「キャラメル」くらいしかなかったんだよ。」

 
 この元祖あんぱんまんは、お腹をすかせた旅人と子供を
助けるお話。
 
 しかも、

「さあ、ぼくの かおを たべなさい。」と言って顔を食べさせます。
(゜ロ゜)

 やなせさんいわく、

 「アンパンマンが出来た頃は、評論家がこぞって批判したんだ。

 自分の体をちぎるような残酷なものはだめだとかね。

 認めてくれたのは2歳くらいの子供だったんだよ。

 出版社でも評判が悪かったのに、幼稚園に行くと子供が
奪い合って読む。

 アンパンマンの本だけがぼろぼろになっている。
 
 僕はあちこちの図書館へ本を寄付したんですよ。

 アンパンマンの中にあるのは『献身』なんだよね。

(略)

 僕はもともと幼児向けのものを描かない、描けないと思っていた。

 ですから、最初のアンパンマンは、スリムであまり可愛くない。

 幼児向けには作っていなかったんです。

 ヒットして、いや、驚きました。」

 実際、元祖あんぱんまんは、かわいくないんです。

 なので今のアンパンマンを見慣れていると、これだとちょっと
抵抗があるかも?

 でも、この1作目、単純におもしろいです。

 2作目や、それ以降のそれいけ!アンパンマンや、
あんぱんまんとばいきんまんもおもしろいです。

 うちでこのシリーズを買ったのは2009年でした、が。

 なんと!

 もう売っていないんですね〜?

 アマゾンで見ると、「出品者からお求めいただけます」

 ショック。。。


 でも


 楽天では売っていました!

 【送料無料】あんぱんまん [ やなせたかし ]


 うちにある元祖「あんぱんまん」は、今や、幻のあんぱんまん。

 これからもアンパンマンが、ずっと子供たちに親しまれて行くと
良いなと思います。


あんぱんまん (キンダーおはなしえほん傑作選 8)

それいけ!アンパンマン (フレーベルのえほん (9))

posted by ヒカリ at 10:00| おすすめ絵本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする