2015年05月28日

1つぶのおこめ さんすうのむかしばなし



 むかし、インドのある地方に、ひとりの王様がいました。

 その地方には、米を作る人たちが暮らしていましたが

 とれた米のほとんどは、王様にめしあげられていました。

 何年も豊作が続き、王様の米蔵は、どれもいっぱいに。

 ある年、飢きんが来て、人々は米がとれないばかりか
食べ物もなく、ますますひもじくなっていきました。
  
 でも王様は、米を人々に分け与えようとしません。

 ある日、王様は、自分の宴会のために、米をどっさり宮殿に
運びました。

 こぼれ落ちた米を見た、村娘のラーニは、落ちた米を持って、
王様に届けます。

 感心した王様は、ラーニにご褒美をあげようと言いました。

 そこでラーニは、「お米を1つぶ下さいませ」と言います。

 「30日の間、前の日の倍の数のお米をいただけませんか?」
と言うと、王様は聞き入れました。

 翌日は2つぶ、その次の日は4つぶ。

 ところが、30日の間に、これが増えて、増えて、増え続けます。

 そして最後の日は、びっくりする数に!

 このお話は、ルーカスが好きで、何度も読んでいますが
何度読んでもおもしろいです。

 絵は、インドの伝統的な細密画を取り入れ、とてもきれい。

 お話を通して、算数の概念も学べるインドの昔話です。


1つぶのおこめ―さんすうのむかしばなし

posted by ヒカリ at 15:28| おすすめ絵本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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